リサガスと共に!
先週の連休に天童市美術館にリサガスに逢いに行った。先週はまだ夏の名残があり、日差しは暑かったような気がする。だいぶ今日は冷え込んできたが…..
ご存じの方も多いでしょうが、このリサガス。おフランスのリサとガスパールという子供のパリジャンとマドモアゼルのパリの生活を描いた絵本であるが、この2人、白と黒のウサギの容姿。周囲の人はそれを何とも思っていないのが、ミソ!ミソ!コンセプトの勝利はあのムーミンに通じるかな???
2人の生活が淡々と語られるだけなんだけど、惹かれる。ウサギ(リサガス)が犬や猫を飼ったり、妹の赤ちゃん(赤ちゃんは人の姿)の面倒をみたり、旅行に出掛けたりと、よく考えて見るとシュール。
絵の画風と色使い、ゴッホのようなゴーギャンのようなタッチ?でなんとなくおフランスならこれもアリかなと思っちゃう。「思っちゃうと書いちゃう所が、もはやリサガスの世界観にやられているのだが・・・・」
翻訳がまた独特な言い回しなのだ。「赤塚先生頑張れ!」
休日にこんな非日常に身を置いてみるのも、日常的に厳しい現実でいつもシリアスな現場で仕事しているわが身にはいいかなと思っちゃう。